ドッグスベスト

ドックスベストセメント療法とは

従来は虫歯になった部分を全て削るという治療法でしたが、ドックスベストセメントは「できるだけ歯を削ることなく、むし歯菌を殺菌し、無毒化」することによって、ミネラル効果で、虫歯を自然に治癒させる治療法です。

こんな方へおすすめしております。

できるだけ歯を削らずむし歯治療をしたい方

できるだけ神経を取ることなく治療をしたい方

麻酔を行うことなくむし歯治療を行いたい方

詰め物が取れてしまい、中が虫歯になっている方

今まで何度も同じ場所が虫歯になっている方

むし歯治療後、痛みを感じたことがある方

ドックスベストセメントの治療内容

１表面を少しだけ削り、虫歯の範囲を特定

 

２虫歯部分へ殺菌作用とミネラル補給力があるドックスベストセメントを詰めます。

 

３最後に詰め物にてフタをし、6ヶ月～1年間の経過観察を行います。

 

ドックスベストセメントと従来の保険を適用したむし歯の治療法の違い

金属の詰め物が入っていると一見むし歯に見えない部分も内部が画像のようにむし歯になっている場合があります。

このように、治療したはずの虫歯が詰め物の下から再度むし歯になっていることがあります。
これは、虫歯の部分を全て削り取ったとしても虫歯菌が残っていることがあるからです。

通常は虫歯を取り除くためには次のような治療を行います。

どこまで虫歯を削るか色と歯の硬さで判断します。
さらにカリエスチェック液という液体で色が赤く染まった部分を削りとります。

しかし、顕微鏡で確認すると組織の中に虫歯菌が入り込んでしまって残っている場合があるのです。

そのため、治療した歯のはずなのに内部から虫歯が進行してしまったり治療後に痛みが出て神経を取ることになったりと様々なケースがあります。

ドックスベストセメントの特徴

治療後に内部から虫歯になるということはありません。

大きく歯を削らずに治療が可能です。

ほとんどの場合、麻酔を行うことがありません。

従来の治療法よりも神経を保存できる可能性が高いです。※術後の経過などにもよります。

ドックスベストセメントは神経保存ではなく、虫歯の再発・進行をさせないことが最大のメリットと言えます。